Delivery Report No.66 — Kagoshima
家計は、ちゃんと回っていました。
ただ審査で数えてもらえたのは、そのうちの一部だけでした。
※ お客様のプライバシー保護のため、ナンバープレートを加工しています。
鹿児島県にお住まいのM様(30代・看護助手)へ、トヨタ プリウス(ホワイトパール・社外アルミ)をご納車いたしました。夜勤のある職場への通勤と、お子さん2人の送り迎えを担う一台です。
M様は数年前に離婚され、お子さんと3人で暮らしています。勤務先は同じ病院で7年目。夜勤手当を含めた収入と、養育費、そして各種の手当。これらを合わせて家計は安定していました。
ところが審査で数えられたのは、給与の分だけでした。養育費も手当も、収入欄に書く欄がありません。書類の上でだけ、家計が急に細くなってしまったのです。
家計としては毎月きちんと回っています。ただ申込書の「年収」に書けるのは、左の一項目だけでした。
M様が車を買い替えたかった理由ははっきりしていました。上のお子さんが小学校に上がり、習い事の送迎が増えたこと。そして夜勤明けの帰り道、10年以上乗った車の調子が不安だったことです。
販売店では、まず年収を聞かれました。給与の額を答えると、それを基準に借入可能な金額が示され、希望していた車は難しいという話になりました。
養育費は、取り決めがあり実際に継続して入金されていても、審査上は本人の所得として扱わない会社が少なくありません。児童扶養手当や児童手当も同様です。将来にわたって確実とは言い切れない、というのがその理由です。
ただ、継続して入っていること自体は記録に残ります。だから私たちがしたのは、収入欄に書けないものを、別の形で示すことでした。
養育費と手当が毎月同じ時期に入っていることを、直近2年分の入金記録で提示しました。収入欄には書けなくても、返済原資としての説明はできます。
家賃、保育料、光熱費を含めた毎月の支出と、車を持った場合の負担増。手元にいくら残るのかを整理し、返済が無理なく続く根拠として添えました。
そのうえで、あえて給与収入だけで返せる金額に抑えた車両とプランをご提案。審査の前提を給与に置くことで、判断がぶれない形にしました。
入金記録と家計の資料を添えた申し込みで承認。ご本人名義・連帯保証人なしでご契約いただきました。
ボーナス払いなし。給与収入だけで無理なく続けられる額に設定しています。
初回のご相談から納車まで13日。夜勤のシフトに合わせ、やり取りはすべてオンラインで進めました。
収入の全体像と、審査で数えられる収入。この二つがずれることは珍しくありません。ひとり親のご家庭では、そのずれが特に大きく出ます。
私たちが心がけているのは、書けない部分を無理に大きく見せようとしないことです。給与だけでも返せる範囲に収めたうえで、家計に余裕があることを別の資料で裏づける。この順番のほうが、審査する側にも納得してもらいやすく、契約後のご負担も軽くなります。
M様は「夜勤明けに子どもを乗せて走るから、燃費と静かさは譲れない」とおっしゃっていました。プリウスはその条件にぴったりの一台だったと思います。
Kuruma Terrace — Sales Staff過去の記録だけでなく、ご家庭の事情で数字が伝わりにくい方のご相談も数多くお受けしています。事情を話しやすい場所であることを大切にしています。
審査の基準は会社ごとに違います。お客様の状況に合う提携先を選ぶことで、申し込みの回数を最小限に抑えます。
お仕事やお子さんの都合でご来店が難しい方も、オンラインでのやり取りとご自宅への陸送で完結できます。
「いくらまでなら組めるのか」を知るだけでも構いません。無理におすすめすることはありませんので、まずはお話をお聞かせください。