Delivery Report No.65 — Aomori, Japan
稼ぎはあります。ただ、毎月きっちり同じ額ではない。
K様が引っかかったのは、そこでした。
※ お客様のプライバシー保護のため、ナンバープレートを加工しています。
青森県にお住まいのK様(40代・りんご農家)へ、トヨタ RAV4 ハイブリッド(ホワイトパール・エアロ仕様)をご納車いたしました。冬の農道も、出荷の荷物も、これ一台でこなせる相棒です。
K様の収入は、一年を通して均等ではありません。りんごの収穫と出荷が集中する秋から初冬にかけて大きく入り、春先から夏にかけては手元に入る金額がぐっと減ります。冬季は近くの加工場で働き、その分の給与も加わります。
年間で見れば、所得は同年代の平均を上回っています。それでも否決の理由として告げられたのは、収入の安定性でした。
年間の合計は十分。ただ、月ごとに切り取ると波が大きく、「毎月いくら入るか」では説明しづらい形でした。
K様が乗っていた軽トラックは20年もので、畑には十分でも、出荷先への往復や家族での移動には手狭でした。冬は路面が凍り、四駆のしっかりした車が欲しい。そう考えて販売店に相談したのが最初でした。
ところが申込書に書く「毎月の収入」の欄で、話が止まりました。農業所得は年に一度の確定申告でまとめて把握するもので、毎月同じ額が振り込まれるわけではありません。担当者も扱いに慣れておらず、結果は否決でした。
給与所得者を前提にした審査では、毎月の入金が一定であることが安定性の目安になります。農業や漁業、季節労働のように収入が特定の時期に集中する働き方は、この物差しに合いません。所得の多寡ではなく、形が違うだけなのですが、書類だけを見る限りその差は伝わりにくいのです。
必要だったのは、波があること自体を隠すのではなく、その波が毎年きちんと繰り返されていると示すことでした。
単年ではなく、直近3年の確定申告書をそろえました。毎年ほぼ同じ時期に同じ規模の収入があることが分かれば、波は不安定さではなく周期として読めます。
冬季の加工場勤務は給与所得です。農閑期にも収入があること、両方を足すと年間を通じて途切れないことを、通帳の入金記録とあわせて提示しました。
毎月一定額に加え、出荷後の時期に増額返済を組み込む形をご提案。収入の形に支払いを合わせることで、月々の負担そのものを軽くしました。
3年分の申告書と入金記録を添えた申し込みで承認。連帯保証人なしでご契約いただきました。
毎月はこの額に抑え、出荷後の11月・12月に増額返済を設定。農閑期の負担を軽くしています。
初回のご相談から納車まで19日。書類の取り寄せを含め、収穫が本格化する前に間に合いました。
農業や漁業、季節で仕事量が変わる職種の方から、同じようなご相談をいただきます。稼いでいないわけではなく、入り方が違うだけ。それでも申込書の「月収」の欄には、ひとつの数字しか書けません。
こういうときは、複数年の申告書が力になります。一年だけだとただの数字ですが、三年並べると同じ形が繰り返されているのが見えます。それは十分に安定性の裏づけになります。
K様は「収穫が終わったら、家族でねぶたを見に行く」とおっしゃっていました。軽トラックでは行きづらかった場所にも、これからは行けるはずです。
Kuruma Terrace — Sales Staff会社員以外の働き方をされている方のご相談も数多くお受けしています。事情を話しやすい場所であることを大切にしています。
審査の基準は会社ごとに違います。お客様の状況に合う提携先を選ぶことで、申し込みの回数を最小限に抑えます。
ご来店が難しい方も、オンラインでのやり取りとご自宅への陸送で、ご契約からご納車まで完結できます。
「自分の働き方でも組めるのか」を知るだけでも構いません。無理におすすめすることはありませんので、まずはお話をお聞かせください。