Delivery Report No.51 — Kyoto
「車は手放したのに、支払いだけが残っていた」。
その一件が、N様の5年間をずっと重くしていました。
※ お客様のプライバシー保護のため、ナンバープレートを加工しています。
京都府にお住まいのN様(20代・保育士)へ、ダイハツ ムーヴキャンバス(サンドベージュ・ウッド調ガーニッシュ)をご納車いたしました。両側スライドドアで、園の荷物の積み下ろしにも扱いやすい一台です。
N様がずっと引っかかっていたのは、5年ほど前のできごとでした。前に乗っていたお車を手放したとき、ローンの残債が買取額を上回り、差額の支払いだけが手元に残った。そのことをうまく理解できないまま数か月放置してしまい、延滞の記録がついたのです。
記録の内容と、いつまで残るのかを一つずつ確認したうえで、今の状況を評価してくださる提携先へお申し込み。審査は無事に承認となりました。
N様が最初に買ったお車は、就職して間もない頃にローンで購入した中古車でした。数年後、転居にともなって手放すことにしたのですが、買取店の査定額はローンの残りの金額に届きませんでした。いわゆるオーバーローンの状態です。
車がなくなっても、足りない差額の支払いは続きます。頭では分かっていても、手元に車がないぶん実感が持てず、請求の封筒を開けないまま数か月が過ぎてしまった。気づいたときには、延滞の記録がついていました。
その後、N様は残った差額を完済されています。それでも「自分は一度やってしまった人間だから」という思いが残り、次の車の話が出るたびに口をつぐんでこられました。通勤は自転車と電車。雨の日も、荷物の多い日も、そうやって5年間しのいでこられたそうです。
転機は、勤務先の異動でした。新しい園までは公共交通の乗り継ぎが悪く、どうしても車が必要になった。それでご相談をいただきました。
ご本人開示で、延滞がいつ発生し、完済がいつだったのか、その記録の登録期間はどうなっているのかを一緒に確認しました。時間の経過そのものが、いちばん強い材料になることもあります。
放置ではなく完済で終わっていること、その後は延滞が一件もないこと。今の勤務先での勤続年数とあわせて、書類で示せる形に整えたうえでお申し込みしました。
同じことを繰り返さないよう、車両価格と支払期間のバランスをご説明。数年後に手放す場合でも残債が過大になりにくい範囲で、軽自動車のムーヴキャンバスをご提案しました。
5年ぶりのお申し込みで承認。頭金なしでご契約いただきました。
ボーナス払いなし。定期代と自転車の維持費が浮いた分で、無理なく収まりました。
初回のご相談から納車まで15日。異動日に間に合うようご用意しました。
車を手放したのに支払いが残る。仕組みとしては当たり前のことなのですが、はじめて経験する方にとっては本当に飲み込みにくいものだと思います。N様のように、悪意なく「開けられなくなってしまった」というご相談は少なくありません。
大事なのは、そこで終わりにしないことです。完済まで進めたのなら、それはきちんと積み上がった実績です。時間が経てば記録も整理されていきます。何年も自分を責め続ける必要はありません。
ご納車の日、N様が「これで雨の日の送り迎えが変わります」とおっしゃっていました。ウッド調の内装がお好きだそうで、選んでいるときの表情がとても印象的でした。
Kuruma Terrace — Sales Staff過去の記録や働き方を理由に断られた方、断られる前に諦めてしまった方のご相談を数多くお受けしています。事情を話しやすい場所であることを大切にしています。
審査の基準は会社ごとに違います。お客様の状況に合う提携先を選ぶことで、申し込みの回数を最小限に抑えます。
ご来店が難しい方も、オンラインでのやり取りとご自宅への陸送で、ご契約からご納車まで完結できます。
「自分の場合はどうなのか」を知るだけでも構いません。無理におすすめすることはありませんので、まずはお話をお聞かせください。